引越の顛末

新しいマンションで新しい生活を始めました。しかし、引越は大変でした。お金がないので、基本的に全部自分でやろうとしたのですが、エアコンの取り外しと運搬は一人では難しかったため、とりあえず、取り外しは電気屋さんにやってもらいました。運搬も最初は自分でもできるのではないかと思ったのですが、重すぎて難しいので、引っ越し屋さんにやってもらいました。しかし、最初できるのではないかと思っていた冷蔵庫の運搬も重すぎて無理だとわかりました。小さな冷蔵庫ですが、取扱説明書を見ていたら、30キロを超えていました。20キロならともかく、30キロは無理。20キロだったら、引っ張れるかと思ったのですが、30キロではさすがに無理ですね。

決定的にだめだったのは、テレビです。なんと50キロもありました。知っていたのですが、存在自体を忘れていました。実は使ったことがありませんでした。そういうわけで、未使用なのですが、昔のブラウン管のテレビです。電気屋さんが見て、新品のブラウン管のテレビを初めて見たと言っていました。もはや骨董品かな。新品ですが・・・。

14インチの小型のブラウン管のテレビは別に持っていて、こちらを主に使っていました。これは軽いので、私でも運べますが、大型のブラウン管のテレビは重すぎて無理です。まるで持ち上がりません。位置をずらすのすら、ほとんど無理です。

そういうわけで、どうしても、テレビと冷蔵庫は自分で運べません。それから、エアコンの室外機も。何せ30キロもあります。聞くと、素人が運ぶと、絶対に腰を痛めるそうです。業者でも、ヘルニアになる人がいるそうです。

そもそも無理だし、無理して運んで、腰を痛めると、その方が損だと思ったので、テレビと冷蔵庫とエアコンの室外機だけは、引っ越し屋さんにやってもらいました。引っ越し先にエアコンがあるので、エアコンを持って行く必要はないのですが、置いていくのはいやだったので、意地でも取り外しました。何でこんなひどい大家にエアコンをくれてやらなくてはいけないのでしょうか?つけたいなら、大家さんが自分のお金でつければいいですよね。そういうわけで、3台あった大きなエアコンを全部外して実家に持って帰りました。

キッチンのエアコンは、実家の居間に移しました。実家の居間には1995年製造のコロナのエアコンが付いていましたので、これを取り外して、自分が使っていた三菱重工のビーバーエアコンに変えました。四半世紀も使えば十分ですよね。変えたら、ものすごいパワーで暖まるので驚きました。

寝室のエアコンは、実家の二階のかつて自分の部屋だった部屋につけました。そこには、たぶん、1989年製ぐらいのエアコンが付いてました。あまり調子がよくなくて、うまく動作しないことがあり、これも取り替え時でしたので、ちょうどよかったです。居間もこの部屋のエアコンも普通のコンセントから電源を取っていたので、新たにエアコン用の電源コンセントをつけました。

そして、最後の一台、旧居の居間のエアコンですが、これは実家のキッチンにつけました。こちらは前は何も付いていなかったので、エアコンの専用コンセントを設置した上で取り付けました。実家の一階にある親の寝室は5年ぐらい前に三菱重工のビーバーエアコンをつけてありましたので、これを含めて、合計4台のエアコンになりました。しかも、全部、三菱重工のビーバーエアコンです。

別に三菱重工である必要はないのですが、たまたま全部三菱重工製です。ちなみに、調べたところ、三菱重工のエアコンはかなり評判がいいようです。ただ、唯一困ったことに後で気がつきました。リモコンが全部同じなので、気をつけないと、隣の部屋のエアコンまで電源を入れてしまう可能性があることです。しかも、障子がガラス障子なので、普通に使うと、リモコンの赤外線が簡単に隣の部屋まで届いてしまいます。カーテンか何かが必要なようです。(^ ^;

知らない間にスイッチが入っていたりして、驚きました。

昔、知らない間にエアコンのスイッチを切られたことを思い出しました。あれは、リモコンのせいではなく・・・(以下略)。

この引越料金として3万円プラス消費税10%がかかりました。痛いです。

しかし、実際はもっと痛くなりました。

上記の作業は、こんな日程でした。

11月21日木曜日 エアコン3台取り外し

11月22日金曜日 エアコン室外機3台、大型テレビ1台、冷蔵庫1台の引越

11月23日土曜日 エアコンの取り付け(実家)

そして、11月24日から残りの作業にかかりましたが、やはり4部屋分の荷物は量が多かったです。11月27日までせっせと運びましたが、まだ大量に荷物が残っていて、夕方にはあきらめました。翌11月28日の15時に裁判所の執行官がやって来るのですが、到底間に合わないと思いました。

どう考えても、段ボール箱に入れると、20箱から30箱ぐらいになるぐらいの荷物がまだ残っています。そこで、また引っ越し屋さんに頼むことにしました。

「明日来て!」と頼みましたが、対応できたのは、日本引越センターだけでした。しかも前と同じです(笑)。サカイ引越センターは「午後なら何とかなる」と言われましたが、午後ではすでに遅いです。それで、午前中に来ることができる日本引越センターに頼みました。「先週頼んだ残り」ということを言ったら、かなり好意的でした。料金は5万円プラス消費税10%です。いっぺんにやったら、もっと安かったかも。

段ボール箱に詰めて置いてほしいと言われましたが、段ボール箱を持ってくる暇がないそうで、夜中に近所の西友に行って、段ボール箱を調達しました。西友のレジのおばさんに怪訝そうな目で見られましたが、段ボール箱置き場には「ご自由にお使い下さい。」と書いてあるので、ご自由に使わせてもらいました。

それで詰め込み始めましたが、なかなか詰め込みが終わりません。10:30頃、連絡もなく、突然、引っ越し屋さんがやってきて、段ボール箱を持ってきました。ちょっと組み立ててくれましたが、3人いるのに、誰も詰め込みを手伝ってくれず、ひたすら自分で詰め込みました。

一方、実は、窓に取り付けるタイプのエアコンがあって、前日に自分ではずそうとしましたが、外せないので、引っ越し屋さんにやってもらいました。これは事前に言ってあったので、ちゃんとやってくれました。ただ、窓を止める金具だけは外せませんでした。恐らく接着剤でくっついていると言う話でした。まあ、これは置き土産と言うことで、放置することにしました。

その他、オーディオ製品は運べないと言うので、自分で手で運びました。アンプとDVDプレーヤーとスピーカーなんですけどね。10キロ前後なので、自分でも運べます。

それでそれ以外をひたすら、段ボールに詰めました。たぶん、作業員のうちの二名(女子)は、トラックで暇をつぶしていたでしょう。

作業をしていたら、管理組合を名乗るおばあさんがやってきて、「エレベーターを養生しなくてはいけなので、引越の場合は事前に連絡するきまりになっていて・・・」と長々とお説教を始めました。

いや、「今はそんな暇はないので・・・」と説明して、帰ってもらいました。

もう一度、そこから引っ越すようなことがあれば、考えますが、もう二度とそこから引っ越すことはないので、今更お説教に来てもらっても意味はないですよね。それにそういうことは、強制的に退去させた大家に言う話です。

だいたい、誰が管理組合の理事長をやっているのか知らないわけですし・・・。

午後3時には裁判所から執行官が来るし、もう午前11時だし、あれこれ、どこの誰ともわからないおばあさんの暇つぶしにつきあっている暇もありません。絶対にありません。まだ山ほど荷物があるし・・・。

そういうわけで、今更、意味のないことを述べ立てるおばあさんには帰ってもらいました。「今はそんな暇はないので・・・」と言うのを三回も繰り返しました。下品この上ありません。

午後1:30に次の仕事が入っているとかいうことを引っ越し屋さんが言うので、お昼の12:40ぐらいまでで作業を終えて、運搬先に行ってもらいました。運搬先と言っても、それだけの荷物を置く場所は引っ越し先にはないので、別に用意した場所に行ってもらいました。そこは、そこの大家さんの好意で、廊下を一時貸してもらうことになっていました。厳密には、まだ許可を取っていなかったのですが、許可を取っている暇はないため、強行突破で運んでもらいました。事後承諾と言うことです。もはやなりふり構っていられません。

しかし、まだ荷物が残っています。キッチンの戸棚の中のものとか、その他、文具類などの小物のたぐいです。こうなったら、手段を選んでいる暇はないため、資源ゴミ用のゴミ袋に片っ端から放り込みました。そして、道路に出しました。他には、段ボール類と材木(笑)があったので、それも道路に出しました。段ボールは半分ぐらいしか出せませんでした。時間がもうなくて。時計を見たら、14:20を過ぎています。あと40分では・・・。

最後の10分で出せるだけ道路に出しました。しかし、ペットボトルとか、ゴミになる予定のレジ袋類は、そのまま散乱した状態で放置することになりました。

実は、14:20にゴミの引き取り手から電話があり、15:00に来るという話でした。例の、荷物を置きに行った先に来るのです。どうしても、14:30には出ないと、間に合いません。車ではなく、自転車なので・・・。

そういうわけで、14:30までに出せるものは全部出して、残りは放置しました。そして、鍵をレジ袋に入れて、ドアノブに引っかけて、無施錠のまま、荷物置き場に急ぎました。一応、大家さんの弁護士事務所には、鍵をレジ袋に入れて、ドアノブにつるしてあり、ドアは開けたままである旨、連絡をしておきました。電話に出た弁護士は、担当の弁護士ではなく、最近雇った新米の弁護士だと思います。午後3時の明け渡しに立ち会うように言われましたが、「知るか」と思いました。「用事があるので、立ち会えません。」という偽りのない理由を述べて、荷物の置き場所へ急ぎました。

実はオークションで荷物の一部をすでに売却していたので、それを取りに来たのです。まさかここまで時間がかかるとは思いませんでしたので、ぎりぎりになってしまいました。実際、15:10に延ばしてもらったのですが、15:12ぐらいにやっと到着した有様でした。立ち会いどころではないです。そんなのもはや関係ないし・・・。

こうして、ばたばたとしましたが、やっと明け渡しにこぎ着け、新しいマンションで暮らすことになりました。実際には、古いマンションなのですが、この際、新しいと言うことで・・・。

しかし、唯一忘れていたのが、電話回線でした。固定電話の回線がまだ残っていました。結局、これを後から移転させることになったのですが、電話の移設には、真っ昼間に立ち会わないといけないのだそうです。

12月4日に電話の移設の立ち会いだったのですが、引越以来、すっかり疲れて、12月4日は立ち会えず、寝ていました。(^ ^;

12月18日午後に電話の移設を再予約することなりました。そういうわけで、まだ電話は使えません。

この一か月間、最悪の日々でした。こんな目には二度と会いたくありません。

それにしても、引っ越し屋さんですが、段ボール箱20箱から30箱プラス家具類10点ほどと窓用エアコン1台、パソコン2~3台という話で見積もりを取っていましたが、結局、と窓用エアコン1台の他、パソコン本体4台、パソコンのモニター2台、段ボール箱50箱、家具類が大小合わせて20点ぐらいありました。

全く詰め込みを手伝ってくれなくて、ちょっとむっとしましたが、これだけ運んでもらえば、1点あたり1000円を割っており、むしろ悪いことをしたかなと思いました。普通は、運搬先まで同行するのですが、今回は、全部お任せして、作業終了の連絡だけいただくことにしたのですが、13:38に作業完了の電話が来ました。

行ってみると、ものの見事にきれいに積み上げられていました。これにはずいぶん関心しました。やはりプロですね。

後は、置き場所のあるものは、どこかに置き、残りは売りさばくだけです。荷物置き場の大家さんには、後で会いに行きましたが、「そこは誰も使っていないので、別に勝手に置けばいいでしょうが・・・。」という淡泊な返事でした。まあ、この人は、こういうい性格なので、つきあいやすいです。旧居の大家さんは最低でした。

後は、毎日、旧居に人が入らないのを見て、笑うだけですね。

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